診療案内
- 乳幼児健診
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乳児健診
乳幼児健診は完全予約制(月・火・木・金の予約外来)で行っています。
赤ちゃんが健康に順調に育っているか、成長や発達のうえでの心配ごとや病気はないかなどを調べ、赤ちゃんそれぞれにあった子育てのアドバイスをする場です。赤ちゃんの成長をともに考え、応援をします。健診は健康チェックや普段の悩みごとや心配ごとを相談する場です。定期の乳児健診に加え、お子様の発達・発育の節目もお気軽にご相談ください。
また、入園・入学前健診も行っております。
健診の目的
病気の予防と早期発見、そして乳幼児の健康保持と増進
- 1.健診の目的:
病気の予防と早期発見、そして乳幼児の健康保持と増進を目的として行っています。 - 2.健診の方法:
個別健診を実施しています。 - 3.健診の時期:
6~7カ月、9~10カ月、1歳6カ月 - 4.健診と母子手帳の利用:
健診はお子さんが心配なく育っているかどうかをチェックするよい機会です。健診をする月齢や年齢は、子どもの成長発達をみる上で大切な時期が選ばれていますので、決められた月年齢になったら必ず受診するようにしてください。
健診内容
6~7カ月健診
乳児期では、3~4カ月健診に次いで大切なのチェック時期です。この時期には、体重はおおよそ7~8kg、身長は65cm程度になります。お座りや寝返りができるようになり、手を伸ばして物をつかんだり、持ちかえたりといった動作をするようになります。喃語も活発になり、まわりにいる家族に話しかけるような声を出します。
また、人見知りが出てきます。これは親と他人との区別がつくということで、順調な精神発達を示すものです。健診の意義
3~4カ月健診に次いで、運動や知能が順調に発達しているかどうかみるとても大切な時期です。是非受診するようにしてください。
健診の内容
身体計測、一般的な診察と精神運動発達状態の確認を行います。この時期に発達状況をみるための大切な検査として“ハンカチテスト”があります。これは、仰向けにした赤ちゃんの顔にハンカチなどの布をかぶせたときに、これを手で上手に取り払うかどうかをみる検査です。手で払いのければ問題ありません。
また、離乳食の進み具合を聞き、必要があればその指導をします。9~10カ月健診
この頃になると、周囲への関心をさかんに示すようになり、後追いもはじまります。
人見知りは少なくなり、機嫌良く一人遊びするのがみられるようになってきます。運動機能では、ハイハイをしたり、つかまり立ちができるようになります。また、物を指でつまんだり、左右の手で持ち替えたりします。離乳食は2~3回食になります。健診の内容
身体計測、一般的な診察と精神運動発達状態をみます。発達面では周囲へ関心を示しているか、視線は合うか、にも注意してみます。
この時期の発達をみるうえで大切な検査方法として、パラシュート反応があります。これは、うつ伏せの状態で赤ちゃんを両脇から支えて持ち上げ、頭を前方へ落とすようにすると、両方の上肢を伸ばし手を開いて着こうとする反応です。これは一種の防御反応で、順調に発達しているという目安の1つまた、離乳食の進み具合も確認し、必要があれば適切な助言もします。留意点
4カ月の時期の頸座りや7カ月でのお座りと違って、この時期の運動発達にはかなり個人差があることも特徴です。
特に異常はなくても、この時期にハイハイやつかまり立ちをしない赤ちゃんは少なくありません。しかし、その大部分がその後問題なく育って行きます。1つや2つできないことがあっても、むやみに気にすることはありません。あせらずゆったりとした気持ちで成長を見守りましょう。1歳6カ月健診
健診の意義
人間と他の動物との相違は、人間は2本足で歩く事と言葉を話す事です。1歳6カ月頃になると転ばないで歩き、意味のある単語を言い、今まで家庭中心で生活していた赤ちゃんが公園や外で母親を安全基地として遊ぶようになります。
このように1歳6カ月健診は赤ちゃんがやっと人間らしくなった最初の節目の健診と言えます。健診の内容
身長・体重・頭囲などの身体計測、内科的診察をし、転ばないで歩く、意味のある単語を話す、積み木が積める、絵本でワンワン、ニャーニャーなど知っているものを指さす、自動車やお人形をブーブーと言って押したり、抱っこしたりそれらしく遊ぶなどの発達チェックをします。
また、生活習慣、行動上の問題、心の発達のチェックなどがあります。さらに、この頃に診断される調節性内斜視、間歇性外斜視、軽度難聴などが言葉の発達と共にチェックされます。 - 1.健診の目的: