お知らせ
手足口病がまだまだはやっていますね
- 2024/10/31
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手足口病、ヘルパンギーナはエンテロ属のウイルスによる感染症で、主に夏に流行するため夏風邪と言われます。今年は春頃からはやり始め、波はあるものの未だに流行しております。最近では小学生や保護者の方でも感染する方がいます。最近は手足口病が多く見られ、ヘルパンギーナは少ないように思います。
手足口病、ヘルパンギーナを引き起こす病原ウイルスにはいくつか種類があるため、何度も感染を繰り返す事もあります。両者の違いは下記に示しますが、その大きな違いは手足に発疹があるかどうかです。
手足口病 | ヘルパンギーナ | |
病原 |
コクサッキーウイルスA16型 エンテロウイルス71型など |
コクサッキーウイルスA2、A4、A5、A6、A8、A10型など |
症状 | 手足、口腔内、お尻などに 発疹が現れる。 |
発熱、咽頭、口腔内に |
発熱 | 発熱も見られるが 軽症の事が多い |
高熱が出ることが多い |
口腔内 所見 |
舌側面、頬粘膜、口唇に 発疹が見られる |
咽頭から軟口蓋(上顎の ところ)に発疹が出る |
皮膚所見 | 手、足に発疹。肘、膝、 臀部に現れることもある |
ほとんど認められない |