Q & A
日焼け止めについて
- 2015/08/07
- Q & A
日焼け止めについて
アトピー性皮膚炎や敏感肌のお子さんには何を塗ったらよいのでしょうか?
まず、日焼け止めとは、紫外線対策のことをいいます。紫外線には3種類(紫外線A波(UVA)、紫外線B波(UVB)、紫外線C波(UVC))あり、日焼け止めはそのうちUVA、UVBをカットします。製品に書いてあるSPFやPAは数値が高いもの程、あるいは+が多いほどその効果が期待できます。
SPF:UVBに対する防止効果で数字が高いほど炎症作用を遅らせる。
PA:UVAに対する防止効果
日本小児皮膚科学会では、日焼け止めは低刺激性と書いてあるものを選び、防御指数は、日常の生活ではSPF15~20、PA++、海や山ではSPF20~40、PA++~+++を目安に選びましょう。としています。
また、紫外線吸収剤は紫外線を吸収し化学反応を起こし、熱を放出します。その熱や化学反応などが皮膚に刺激になる可能性があり、アトピー性皮膚炎や敏感肌のお子さんには紫外線吸収剤が除いてある日焼け止めをおすすめしています。
おすすめの日焼け止め
① 薬用ホワイトニングUVミルク:大正製薬
② 2e 日焼け止め ノンケミカル:資生堂
③ ビオレ UV キッズ ピュアミルク:花王
④ キュレルUVカットデイバリアUVローション:花王
⑤ ミノンUVマイルドミルク 第一三共ヘルスケア
等があります。
塗り薬で治療しているお子さんは、塗り薬を塗った後に日焼け止めを塗りましょう。
ただし、すべての方が大丈夫なわけではないのでご注意ください。