Q & A
MR(麻しん、風しん)ワクチンについて
- 2015/09/25
- Q & A
MR(麻しん風しん混合)
麻しん:感染力が強く、空気感染のため予防接種を受けていないと多くの人がかかる病気です。感染から約1ヶ月間は免疫機能低下状態が生じます。主な合併症として気管支炎、肺炎、中耳炎、脳炎等があり、脳炎は1000人に1-2人の割合で合併します。
風しん:発熱、発疹、後頚部リンパ節が腫れるといった症状がみられます。血小板減少性紫斑病や脳炎(6000人に1人)が合併症としてみられます。
接種時期:
第1期:生後12ヶ月~24ヶ月
第2期:小学校就学前1年間
*1歳前に接種した場合は免疫の獲得が十分でない場合があるため1歳になったら接種しましょう。
*免疫グロブリン製剤の注射を受けたことがある場合は半年以上あける必要があります。
他の予防接種との間隔:
生ワクチンのため27日以上あけてください。
副反応:
発熱、発疹がみられます。特に接種後1-2週間で多くみられます。
じんましんや関節痛もみられる場合もあります。
接種後:
普段通りの生活で問題ありません。
接種を受けた日でも入浴は可能ですが、こすったり、もんだりしないでください。