Q & A
肺炎球菌ワクチンについて
- 2015/09/25
- Q & A
肺炎球菌
乳幼児の細菌性髄膜炎の原因です。肺炎球菌による髄膜炎は後遺症を残しやすく、死亡例も多いことが知られています。細菌性髄膜炎以外にも中耳炎、敗血症、肺炎等の原因にもなります。
接種時期:
接種回数は開始する月齢によって異なります。
1歳未満がかかりやすいので、月齢の低いうちに接種することが効果的です。
初回接種が
①生後2ヶ月~7ヶ月未満:27以上の間隔で3回接種し、その後、60日以上の間隔をおいて1歳-1歳3ヶ月までに1回追加接種
②生後7ヶ月~12ヶ月未満:27日以上の間隔で2回接種し、その後、60日以上の間隔をおいて1歳-1歳3ヶ月までに1回追加接種
③1歳~2歳未満:1回接種し、その後、60日以上の間隔をおいて1回追加接種
④2歳~5歳になるまで(5歳の誕生日の前日まで):1回接種
他の予防接種との間隔:
不活化ワクチンのため6日以上あけてください。
副反応:
注射部位が腫れたりしこりができることがあります。まずは冷やしてください。
肘を超えるようにひどく腫れたときは受診してください。
発熱をしばしば認めます。発熱が翌日まで続くようなら受診してください。
接種後:
普段通りの生活で問題ありません。
接種を受けた日でも入浴は可能ですが、こすったり、もんだりしないでください。