つぶやき
杉並区小児科医会に出席してきました。
- 2015/10/08
- つぶやき
10月7日に杉並区医師会小児科医会の勉強会に参加してきました。
予防接種についての講演でしたが、改めて予防接種の重要性を再確認しました。
VPD(Vaccine Preventable diseases)という言葉があります。”ワクチンで防げる病気”のことですが、そのいずれもが重症化により後遺症や命の危険性があります。もちろん病気になったからといってすべての人が、そのようになるわけではありません。むしろその確率は少ないものがほとんどです。しかしながら、一度なってしまえば取り返しがつかないかもしれません。そのリスクをさらに下げるためには個人だけでなく、皆さんがワクチンで予防することで感染の拡大を減らし、病気になる機会をさらに減らすことがとても重要だと思います。
ヒブワクチンにおいては、定期化にともない、2014年のヒブによる髄膜炎患者が0となりました。これはとても喜ばしいことです。予防接種により死亡率や後遺症で苦しむ患者さんが少しでも減るように、心がけていきましょう。