Q & A
流行性角結膜炎(はやり目)、咽頭結膜熱(プール熱)について
- 2018/07/05
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流行性角結膜炎、咽頭結膜熱はアデノウイルス感染症による感染症です。
アデノウイルス感染症の症状は感冒、胃腸炎、咽頭炎、扁桃炎、中耳炎などの様々な症状を呈します。
その中で結膜炎症状を主体とするものを流行性角結膜炎、それに発熱、咽頭炎を伴うものを咽頭結膜熱といいます。
診断と出席停止期間ですが、学校保健安全法をもとに文部科学省が出している『学校において予防すべき感染症の解説』や厚生労働省が出している『保育所における感染症対策ガイドライン』などによると、診断は臨床症状でなされます。アデノウイルスが陽性でも咽頭炎や胃腸炎などでは、必ずしも出席停止とはなりません。そのためのどの検査は必須ではありません。
アデノウイルスはいくつかの型があり50種類以上の血清型があります。流行性角結膜炎、咽頭結膜熱になりやすい血清型はあるものの、その他の血清型に関しても感染力に大きな差がないため、流行性角結膜炎と咽頭結膜熱だけ出席停止が定められているのも悩ましいところです。
問題になるのが出席停止期間ですが、流行性角結膜炎に関しては『結膜炎の症状が軽快していること』、咽頭結膜熱に関しては『主要症状(発熱、結膜炎)が消失して2日経過後』となっています。
ウイルス感染症なので薬はまず効きませんが、少しでも早く良くなるように対症療法を行います。親のみとしては早く良くなってくれることを期待するのみです。